昼のメニュー

ゆたかのある朝

・ 2004年だったと思います。弊社が秋田県の比内地鶏を取引している関係で生産組合に勉強会に行ったときのこと、来賓として船井創研の船井会長の講演を聴く機会がありました。

その際に何気なく買って帰ってきた書籍が「イヤシロチ」というタイトルだったのですが読んでいくうちにすっかりその内容にはまってしまいました。
内容はこうです。
土地には気分のいい場所、何となく気分のすぐれないところなど、いわゆる「良い土地と悪い土地」があると言われ、よい土地のことを「イヤシロチ(弥盛地)」悪い土地を「ケガレチ(気枯地)」と呼びます。
歴史的な建造物はほとんどがこのイヤシロチに建っているそうです。
また逆に作物が中々実らなかったり、争いごとが絶えない場所がおおむねケガレチと言えそうです。
地場を測定するとそれは明らかになるそうです。
もし仮にケガレチに住んでいたとしても、備長炭を土地に埋設すること(炭素埋設といいます)でその地がイヤシロチとして変わっていく旨の内容でした。

最初は半信半疑でしたが弊社会長の知り合いの荒川さん(幕別町忠類・農場主・ナウマン牛乳生産者)がこの炭素埋設を実践されていることを知りました。
百聞は一見にしかずということで実際に忠類に行って参りましたところ想像を絶するお話しが待っておりました。
その中のお話しの一つとしまして北海道の開発局が実際に荒川さんの畑で炭埋調査し作物の生育状況の違いを三年追いかけた話がありました。
炭埋した畑、そうでない畑を比べた場合、極端に前者の方が収穫量が増えるそうです。
通常収穫量が増えた分、作物の糖度が落ちてしまうそうなのですが炭埋した畑は糖度も収穫量も増えるようです。まさに国が認めた農法といえそうです。
また、牛舎に行ってびっくりしたのは私が記憶している牛舎のジメッとした湿度と「臭い」はほとんど無く、空気がどことなく乾燥しているようです。
牛も元気に見えるほどです。 その他、炭素埋設により地場が整えられ電気製品の電力量が落ち、電気代が2〜3割安くなるというお話も聞いて参りました。

そんなことで炭素埋設のパワーを知った私は今度の店舗建設には何が何でも取り入れようと言うことを心に決めました。

9月。工事開始とともに10トンの炭を用意。

エネルギーカーボンと呼ばれるこの炭は備長炭を細かくし水を吸い易くしたもの。
建設予定の地面5カ所にそれぞれ500kgずつ水と練り合わせ、地中深くに埋設する。

※ やはり人力では結構大変なのでショベルに頼ってしまいます。

※ 金枠を入れ水と炭を練り合わせながら埋めていきます。
水を入れることで炭が固くしまっていきます。
要は炭が電極になり地中に埋め地場のバランスをとるようです。

同時に食品を扱う厨房やプレハブ冷蔵庫下や備長炭を使って「電子水」を作る装置の下には厚さ10cm位敷き詰めました。
このあとは何事もなかったように土を埋め戻します。

そして現店舗がこの上に建ちました。
観用植物の日持ちが良くなったり、お越しになられたお客様が「空気が澄んでいて気持ちが良い」とのこと。
特にスタッフには「疲れが残らない」「立ち仕事をしても足がむくみづらくなった」と好評です。
この作業で当店もイヤシロチに変化していきます。
非常に楽しみですね。
どんな変化が待っているか、改めて公表していきたいと思います。