昼のメニュー

ゆたかのある朝

2005年の秋だったと思う。
仕入れで帯広に向かう途中ラジオをつけると番組のパーソナリティーの女性スタッフが「北海道フードマイスター」に合格という内容の話題になっていた。
「フードマイスターって・・・・・。」正直何のことかピンとこなかったが帰宅したあとインターネットで調べるとどうやら北海道の食材や食糧事情についての資格らしい。
札幌商工会議所のHPには「北海道で収穫・生産される食材についての正しい知識を身につけ、自らの食生活に生かしつつ、健康や食文化に至るまで理解を深め、『北海道の食材』を広く伝えていただく為の検定試験です。
食材と併せて北海道の第一次産業の歴史や食材の栄養についても総合的に学んでいただき、観光客へのおもてなしの向上や各産業の協業による道産食材の価値向上にも一役買う人材の育成を目指しています。」とある。
面白そうだ。受けてみよう。と思ったのがきっかけだった。

早速ながらテキストを取り寄せ中を拝見する。
率直なお話し「やめておけばよかった。」というのが本音だった。
あまりにもボリュームがあり出題範囲が広すぎるのである。
またお恥ずかしいお話し、北海道十勝に住んでいながら北海道の食材のことを知らなすぎた・・・。
後悔先立たずと言うのはこのことだろうか。

とは言っても時計の針は進んでいる。
2006年の個人目標に掲げた以上は「やらなければ!!」という使命感も沸いてきた。
三回ほど札幌まで講義を受講に行く。
朝から夕方までホテルに缶詰になり勉強するのだが新しい情報が入ったとたん、先ほどまで覚えていた情報が消えていく。
年齢のせいにはしたくない。この辺は情熱の足りなさか・・・・。
仕事が終わったあとも復習を繰り返すが気がつけばスズメの鳴き声とともに机の上で朝を迎えることもしばしばだった。

しかしながら収穫も多く、食材に対しての知識が深まったのは言うまでもなく食材の名前の由来や背景など普段勉強することが中々出来ない私にとっては良い機会になりました。